TSSA2014

2014年12月6日(土)、レズビアン&ゲイカルチャー、LGBTコミュニティに貢献した人に贈られる「Tokyo SuperStar Awards」の受賞式イベントがビルボードライブ東京にて開催されました。 インターネットを通じて投票を呼びかけ、投票の多かった各賞の受賞者にトロフィーをお渡し致しました。2014年の社会とLGBTの架け橋を築いた今年のスーパースターを発表します。

受 賞

コミュニティ賞Community Award

LGBTコミュニティと社会との架け橋を築き、多様性あふれる社会の実現に寄与した文化事業、プロジェクトに贈られます。

安倍昭恵氏

安倍昭恵さんは 2013年パシフィコ横浜にて国際シンポジウム「エイズを考える:アフリカと日本の共通課題」を主催。 先進国で唯一感染率が上がっている日本の現状に関心を寄せ、 同年8月には新宿2丁目にあるLGBTのコミュニティセンター「akta」を訪問されました。 そして2014年4月、「東京レインボープライド2014」では ドラァグクイーンやLGBTコミュニティの代表者たちと共にフロートに乗り、約3000人のLGBTと一緒に東京を行進しました。 フェイスブックでは「どんな人も差別されることなく幸せに、豊かに生きていかれる社会を作っていきたい」と述べ、 その勇気ある活動は、多くのLGBTに希望を与えました。

安倍昭恵氏よりTokyo SuperStar Awards2014に向けたご挨拶が届いています。

  

カルチャー賞Cultural Award

LGBTを題材にした文学、音楽、映像、演劇、写真、報道、評論、ファッション、建築アートなどで目覚しい成果をあげた文化事業、プロジェクトに贈られます。2014年は、カルチャー賞トロフィーは2本贈られました。

『HOPE & DREAMS』MISIA,
TOKYO RAINBOW WEEK応援ソング

圧倒的な歌唱力を持ち、「Queen of Soul」と呼ばれる日本を代表する女性アーティスト。ミュージシャンという枠を超え、子どもの教育支援を目的に設立された非営利団体”Child AFRICA”を通じたマラリア予防支援活動や奨学支援を始めとして、「音楽とART」を通じて世界的な課題を解決するために設立された「mudef(ミューデフ)」の理事を務め、また「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)名誉大使」「第5回アフリカ開発会議(TICADV)名誉大使」を歴任するなど様々な社会貢献活動を展開しています。 2014年4月には「もっと多くの人にほんとうのLGBTを知って欲しい」というTOKYO RAINBOW WEEKの企画に賛同し応援ソング『HOPE & DREAMS』を提供しました。「TOKYO RAINBOW WEEK」に参加した多くのLGBTと支援者に、その曲に込められた力強い『HOPE & DREAMS』「夢と希望」が与えられました。

  

『同居人の美少女がレズビアンだった件。 』
小池 みき (著), 牧村 朝子 (監修)

33人が同居するシェアハウスに、美少女がやって来る。 ある日、その美少女は「私、早く彼女が欲しいな〜」とレズビアンであることをカミングアウト やがてフランス人の最愛のパートナーを見つけ、フランスに渡り、国際同性婚を果たすというノンフィクションコメディ。 幸せいっぱいに見えるふたりだが、法律や国境、そして偏見や自分がどうありたいのかという葛藤を抱えながら さまざまな壁にぶちあたる 21世紀の恋愛物語 。自分の性にこだわらず、自分らしく生きる大切さを教えてくれたと、多くの人に支持されました。

  

メディア賞Media Award

LGBTコミュニティとそのカルチャーを正確かつ公平に報道、描写したテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネットなどのメディア・作品に贈られます。

『ゼクシィPremier(プレミア)』
2014年8月23日号

株式会社リクルートマーケティングパートナーズが企画制作する、大人のための結婚情報誌『ゼクシィPremier(プレミア)』。その前身である『ゼクシィAnhelo(アネーロ)』2012年8月発売号から毎号同性カップルの結婚式を掲載。 2014年6月には「青山迎賓館」で永遠の愛を誓った 西田卓也さんと菱沼聖哉さんの結婚式をプロデュース、8月23日発売号にて特集し、大きな反響を呼びました。 二人が親しい人たちに祝福されながら愛を誓い合い、幸せになりたいという純粋な想いを誌面で伝えました。 まだ日本では社会的には認められていない同性同士の結婚 のその幸せを認め、大きく特集で扱ったことに、多くの人々の心が呼び起こされました。

  

海外賞Overseas Award

日本及び東京に大きな影響を与えた海外のムーブメント、文化事業、プロジェクトに贈られます。

イアン・ソープ氏

オリンピックで計5つの金メダルを獲得したオーストラリアのスター イアン・ソープ氏は、 2014年7月「自分は同性愛者だ」と 同国のテレビインタビューでカミングアウトしました。 2012年に出版した自伝では「私は同性愛者ではなく女性に魅力を感じる。いつか家族を持ちたい」と 記していたたなか、今回のカミングアウトに至った理由を「他人の基準で正しいとされる選手になろうとしていた。王者がゲイであることを オーストラリアが求めているかどうか分からなかった」とその苦悩を打ち明けました。カミングアウト後は、「家族や親友に自分が同性愛者であるということを言えてうれしく思う。」 「自分は自分だ。今はこうして同性愛者であるということを告白できてホッとしている」と語っています。 ゲイであることを悩み ありのままの自分を受け入れることの難しさ、 そんな彼の勇気あるカミングアウトを 多くの人が支持しました。